柔道金メダリストの内柴正人(33)の「セクハラ疑惑」事件が先週各所で報じられた。
内柴は、昨年10月に現役を引退。地元・熊本にある九州看護福祉大学の客員教授を務めながら、女子柔道部のコーチをしていた。ところが、未成年の女子学生に飲酒させた上、セクハラ行為を行なった疑惑が浮上。内柴は、自宅待機を命じられ、大学側が調査委員会を設ける事態となっている。
内柴はこう語っている。
「(僕のことを)気に入らない人がいるんじゃないですか。僕は趣味の範囲で(女子柔道部のコーチを)やってるから、余計に文句をいわれるんじゃないでしょうか。僕は幼い時に貧乏で、柔道で特待生じゃないと大学に行けなかったし、柔道のお陰で大学を出られたから、柔道するんだったらと人にカネを貸したこともあるし、ボランティアで教えに行ったこともある。今、文句いわれている数の倍以上は、人の世話をしてきてます」
果たして、内柴が主張するように、やっかみによる中傷なのか、それともスター選手による前代未聞のハレンチ行為なのか。大学によると、調査結果は遅くとも今年中に出るという。
※週刊ポスト2011年11月25日号