韓流スターのチャン・グンソク(24)とK-POPアイドルグループ少女時代のユナ(21)が共演する話題の韓国ドラマが上陸する。
ふたりが共演するのは『ラブレイン(原題:サランピ)』。『冬のソナタ』を手掛けたユン・ソクホ監督と脚本家のオ・スヨン氏が10年ぶりにタッグを組んだ新作ドラマ。各社争奪戦の末、ポニーキャニオンが日本国内における韓国ドラマ史上最高金額で落札し、日本での放送権を獲得した。
ドラマは、ユン・ソクホ監督特有の感性と水彩画のような映像美を通じ、1970 年代と現在のふたつの時代を舞台に、“青春時代の純粋な愛”を描いたロマンティックラブストーリー。
グンソクは、感受性豊かな美大生ソ・インハと、仕事と愛に自由奔放なフォトグラファー、ソ・ジュン(ソ・インハの息子)の1人2 役を演じる。一方、グンソクの恋人役を演じるユナは清楚でおとなしいキム・ユニと、朗らかなユニの娘、ユリの1人2 役を演じる。
グンソク、ユナとも、難しい役を演じることになるが、グンソクはドラマへの意気込みを、次のようにコメントしている。
「初めて台本を読んだとき、いきなり涙が流れでた。ふたりの人物の感情がよく表現されていて、自分が感じた感動や『ラブレイン(サランピ)』が語ろうとしているメッセージをしっかりと伝えたい」
一方ユナは「互いに相反した魅力を持ったふたりの人物を演じなければならないため負担が大きかったが、監督と作家の方、俳優の方々とセリフ合わせをしてみると、とても心強く感じた。ひとつひとつ学ぶ気持ちで最善を尽くしたい」と語っている。
すでに9月より撮影が開始され、韓国での放送は来年上半期を予定。日本国内の放送展開は現在のところ未定だが、ポニーキャニオンでは来年の地上波放送に向けて、各テレビ局と交渉し、決定していくという。
話題のふたりの共演で“冬ソナ”を超えるブームとなるか、注目だ。