夫婦の日常も様々だが、あらゆる夫婦のエピソードが、漫談家の綾小路きみまろにメールや手紙で続々と寄せられている。今回の報告は、ご主人(57歳)が音響メーカー勤務の奥様(59歳)。息子夫婦と3歳の孫のお宮参りに行きました。
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孫が手にした千歳飴を見て、主人は食べたくなったのか、「家に帰ったらおじいちゃんにもちょうだいね」とおねだり。すると日頃は「いいよ」という孫が「イヤだ!」と拒んだのです。
これに対して主人は軽くキレて「今人気の子供シューズ『瞬足』を買ってくれたのは誰だ!」と詰問。これに孫はすかさず「おばあちゃん!」と答えました。
主人は「靴を渡したのはおばあちゃんかもしれないけど、金を渡したのはオレだ。そんなことも教えられないのか、オマエらは!」と、今度は息子たちに八つ当たり。飴ごときで、ここまでキレた主人に、みんなあんぐり。おかげで、サイテーな七五三になりました。
※週刊ポスト2011年11月25日号