「いま私、バレエに通っていて、体のラインがまるで変わったのよ!」
そんなアメリカからの電話がきっかけだった。美へのこだわりを明かしてベストセラーとなった著書『武田久美子という生き方』、第2弾の『武田久美子のつくり方』から5年、武田久美子はよりパワーアップしていた。
「日本でもいま元気なのは40才以上の女性なんですってね。こんな時代だからこそ、がんばってる女性たちの心に響くような本がつくれたら…」(以下かっこ内、武田久美子)
結婚してアメリカに住み、普段は専業主婦として撮影とは無縁の生活を送っている彼女だが、自分の努力次第で老化をくい止めることができると身をもって証明したい、と新しい著書へ向けての準備が始まった。ここで紹介しているのはその未公開ショット。
「専業主婦の私でもがんばればここまでできるってことを皆さんに見ていただけるように、がんばりましたよ。30代前半までは私、運動嫌いでほとんどしたことなかったんです。でも40才になってからは、食事をちょっと減らしたくらいじゃ増えた体重は落ちない。代謝が落ちて太りやすくなるというのはこういうことか、と実感しました」
5年前から続けていたバレエに本気で通い、週5日90分のバレエレッスンに加え、筋肉を鍛えるワークアウトも始めた。数か月前からは食事面でもお菓子類はもちろん炭水化物もほとんどシャットアウト。
「でも、ガリガリにやせてしまったら魅力的ではないと思うから、女性らしいラインを生かしながら、絞るところは絞れるだけ絞るメリハリのある体形をめざしました」
以前からナイスバディーの持ち主ではあったけれど、今回びっくりしたのは、腹筋や背筋、二の腕などに、いままでになかったしなやかな筋肉のラインが浮き出ていたこと。
「40才を前にして始めた運動でここまで変わったんですよ。肌や髪の状態もすごくいいの。運動することで成長ホルモンが活発に出るようになったからかしらと思ってます」
【話題の最新刊】
『43才でもなぜ武田久美子でいられるのか~美ホルモンをアップして更年期を迎え撃つ』(小学館刊・1785円 税込)
武田久美子が、40才を過ぎてアップデートした美をキープするための秘訣、更年期へ向けての心構えや最新の対処法、またセックス観についてもストレートに明かした最新著書。
撮影■荻庭桂太
※女性セブン2011年12月1日号