ライフ

20~40代女性 9割が「福袋」購入検討「中身がわかる」が人気

 今年も残り1か月……年末年始のお休みの予定に、初売りの福袋を楽しみにしている人も多いのでは? お正月行事のひとつとして福袋を買うのは、初詣のおみくじ的な運試し。熱気ある会場でお目当ての福袋をゲットするプロセスも、友達と中身を交換したりするのも楽しい。

 大手アパレルメーカーのワールドが、20~40代女性500人を対象に行った「アパレル(衣料品)の福袋に関する意識調査」によると、衣料品福袋の「購入予定者」は43.2%。「購入を検討中」の48.8%と合わせると、9割以上の人が福袋の購入に前向きであることがわかった。

「アパレルの福袋を選ぶときのポイントとして当てはまるもの」という設問では、「中身がわかる」を選んだ人が最も多く、81.6%。また福袋に不満を感じるポイントは「いらないものが多い」(76.2%)、「試着できない」(65%)、「中身が分からない」(59.4%)がTOP3となっている。

「中身がわからないドキドキ感」が福袋の醍醐味ではあるが、やはりいらないものが入っていることで“おトク感が半減”“ハズレだった”といった、“しょんぼり”を回避したい……という気持ちがこうした結果になっているようだ。

 また「アパレル(衣料品)の福袋は普段どこで購入しますか」(複数回答)という質問に対する回答の上位は以下の通り。

1位:ファッションビル・駅ビル・複合商業施設 61.8%
2位:百貨店 52.4%
3位:セレクトショップ 23.6%
4位:ブランドの公式サイト 18.8%
5位:アウトレット 17.8%

 実店舗での購入が多いが、4位に入った「ブランドの公式サイト」をはじめとして、「百貨店・ファッションビルのサイト」「通販専門サイト」など、ECサイトでの購入経験者が40%を超える回答となっている。

 子供がいたり、親戚が集まったり、旅行の予定も……と年末年始はお休みが故に、買い物に時間をかけられない人も多く、“並んでも買えないかもしれない福袋”よりは、確実に購入できる方法を選択する人が増えているということのようだ。

 この調査を行ったワールドのオンラインショッピングサイトでは、福袋の予約ができ、会員登録するとEC先行予約の受付け開始予定の情報がメールで届く。ちなみに人気ブランドの「3can4on」では過去、このオンラインショッピング予約を行ったところ45分で売り切れるなど、ECでも“プレミア福袋”状態のものもあるが、通販なら並ばなくて買える分ラクチン。

 またレディース・メンズのほかキッズ用福袋があるので、お正月ゆっくり買い物に行きにくいママに便利。そしてワールドといえばシンプルで着回ししやすいアイテムのブランドが多く、ブランドによっては、どういった商品が入っているか、ある程度わかる状態で購入できるようなので“しょんぼり”回避も可能。

 お正月に店舗で“運試し”の買い物をするのも楽しいし、今からお正月準備で福袋をネット予約して、“お年玉”のように届く――というのもワクワクする。もちろん商品自体が欲しくて買うのだけれど、こういった“楽しさ”や“ワクワク”という「福」に繋がる気持ちになれるのが、福袋の本当の魅力なのかもしれない。

関連記事

トピックス

主張が食い違う折田楓社長と斎藤元彦知事(時事通信フォト)
《沈黙続ける折田楓社長》「朝、PR会社の方から直接連絡がありました」兵庫県HPから“同社記事が削除された理由”
NEWSポストセブン
犬猿の仲といわれていた織田裕二と柳葉敏郎
織田裕二『踊る』スピンオフ『室井慎次』にこっそり出演 「柳葉さんがやるなら…」と前向きに検討、確執は昔の話 本編再始動への期待も高まる
女性セブン
谷川俊太郎さん(右)への思いを語った中島みゆき(左)(事務所の公式HPより、右は共同通信社)
中島みゆきが独占告白「本当に星になっちゃった。でも星は消えないですから」言葉の師と尊敬する谷川俊太郎さんとの別れ、多大な影響を受け大学の卒論テーマにも選択
女性セブン
ともに二世落語家という共通点も(左から三遊亭王楽、林家正蔵)
【過去に確執も手打ちか】三遊亭王楽「七代目円楽襲名披露興行」に父・好楽の“因縁の相手”林家正蔵が出演で落語界も騒然
週刊ポスト
主張が食い違う折田楓社長と斎藤元彦知事(時事通信フォト)
《慶應SFC時代の “一軍女子”素顔》折田楓氏がPR会社を創業するに至った背景「女子アナ友人とプリクラ撮影」「マスコミ志望だった」
NEWSポストセブン
SNS上だけでなく、実生活でも在日クルド人への排斥デモやヘイトスピーチが目立つようになっている(店舗SNSより)
「日本人は大好きだけど、もう限界です…」『ハッピーケバブ』在日クルド人の社長が悲鳴、親日感情をへし折る\\\\\\\\\\\\\\\"ヘイト行為\\\\\\\\\\\\\\\"の実態「理由もないのにパトカーを呼ばれて…」「脅迫めいた電話が100回以上」
NEWSポストセブン
騒動の中心になったイギリス人女性(SNSより)
《次は高校の卒業旅行に突撃》「1年間で600人と寝た」オーストラリア人女性(26)が“強制送還”された後にぶちあげた新計画に騒然
NEWSポストセブン
折田氏(本人のinstagramより)と斎藤知事(時事通信)
《折田楓社長のPR会社》「コンペで5年連続優勝」の広島市は「絶対に出来レースではありません」と回答 斎藤知事の仕事だけ「ボランティア」に高まる違和感
NEWSポストセブン
中井貴一
中井貴一、好調『ザ・トラベルナース』の相棒・岡田将生の結婚に手を叩いて大喜び、プライベートでゴルフに行くほどの仲の良さ 撮影時には適度な緊張感も
女性セブン
東北楽天イーグルスを退団することを電撃発表し
《楽天退団・田中将大の移籍先を握る》沈黙の年上妻・里田まいの本心「数年前から東京に拠点」自身のブランドも立ち上げ
NEWSポストセブン
妻ではない女性とデートが目撃された岸部一徳
《ショートカット美女とお泊まり》岸部一徳「妻ではない女性」との関係を直撃 語っていた“達観した人生観”「年取れば男も女も皆同じ顔になる」
NEWSポストセブン
折田楓氏(本人のinstagramより)
《バーキン、ヴィトンのバッグで話題》PR会社社長・折田楓氏(32)の「愛用のセットアップが品切れ」にメーカーが答えた「意外な回答」
NEWSポストセブン