日テレを辞めてフリーになって以来、レギュラー番組はテレビ朝日の『マツコ&有吉の怒り新党』(テレビ朝日系・水曜23時15分~)のみと、さびしい状況が続いていた夏目三久だが、11月19日に『王様のブランチ』に出演したのを皮切りに、立て続けにTBSの番組に出演している。TBSの事情に詳しい放送作家が打ち明ける。
「『王様のブランチ』出演の時には、TBS入りする夏目を、『はなまるカフェ』のプロデューサー、『さんまのからくりTV』のスタッフなどが、お出迎え。まるで、大物タレント並みのVIP待遇ですよ」
番組終了後には、TBS各番組のプロデューサーらが待ち受け、名刺を渡そうと行列をなしたという。なぜTBSはそれほどまでに夏目にご執心なのか。
「TBSは新番組が全然当たらず、低視聴率にあえいでいる。テレ朝の番組で数字を取っている夏目を起用しようと必死になっているようです」(前出・放送作家)
夏目は『王様のブランチ』の他にも、今月18日に『ぴったんこカンカン』、22日には『はなまるマーケット』に出演するなど、わずか5日間でTBSの3番組に出演している。レギュラー番組が一本だけとはいえ、その番組が視聴率を取って、深夜帯から“昇格”し、23時台に移ったのは10月のこと。夏目はいまや「数字がとれる女」として見られているようだ。
※週刊ポスト2011年12月9日号