不景気という言葉、この人には全く無縁のようだ。
今年10月に長女を出産したばかりの神田うの(36)が、子育てのために東京・港区六本木の超高級マンションを購入したとの情報が入ってきた。
うのが出産する1週間ほど前の10月中旬のこと。夫でパチンコ関連会社社長である西村拓郎氏(41)が、六本木ヒルズにほど近い、新築マンションの内覧に訪れた。その日、マンション販売のスタッフの間では、パチンコ関係のVIPがくると噂されており、朝からスタッフは緊張しながら現場に勢いし、出迎え準備をしていた。
不動産関係者の話。
「パチンコ関係ということで、当初は、夫が大手パチンコメーカー社長の伊東美咲夫妻かといわれていたのですが、ベンツに乗っていらっしゃったのは、うのさんのご主人の西村さんでした。もう1人秘書らしき男性も一緒でしたね。スタッフが頭を下げ、内部の駐車場にご案内しました。まだ駐車場は使用できない状態だったのですが、大物VIPということで特別に関係者専用の場所に入れました」
うのは、これまでにも、月の家賃が700万といわれる六本木のマンションや、日産自動車の社長であるカルロス・ゴーン氏も住んでいた元麻布の超高級マンションなどに住んできた。今回、うののお眼鏡にかなったのは一体どんなものなのか。
その物件は広大な敷地に建つ39階建てのタワーマンション。建物の周囲には豊かな緑が広がり、1階部分には高級スーパーの出店も決まっている。
気鋭のイタリア人デザイナーが手がけたというエントランスには暖炉も用意されなんとも贅沢。細部にまでこだわりがうかがえる。近隣の不動産業者がいう。
「都内では、六本木のミッドタウン以来の大物物件と評判です。多くの著名人が内覧に来たと聞いています」
サービス面も充実。24時間常駐のコンシェルジュがいるなど、“高級ホテルのような”サービスを受けられるのがウリで、屋上にはヘリポートまで完備されている。ここまでゴージャスゆえ、分譲価格は、5000万~約5億円というセレブ値段が設定されている。
もちろん(?)、うの夫妻が購入したのは最高級グレードの部屋だったという。
「最上階は全部で7部屋あるのですが、西村さんはそのうちの4部屋を買ったそうです。うち一部屋は特別仕様。宇宙をイメージした現実離れしたデザインで、ワインセラーやバーカウンターまでつき、パーティができるほどの広さ。
室内のデザインは、流行を取り入れたもので、トイレやバスルームがガラス張りになっている。そのため、ガラスをスモークガラスに変えるなどの注文をしたとのこと。他にも有償のサービスをつけたりして、総額26億円を支払ったそうです」(前出・不動産関係者)
うのの所属事務所は、「(うのは)年中引っ越したいとかいってるからね(笑い)。でも、その六本木のマンションの話は聞いてないですね」と語ったものの、驚く様子はなかった。
※週刊ポスト2011年12月16日号