セクハラで職を追われた柔道家の内柴正人(33)。30日、「大学をクビになりました。そして、僕は旅に出ました。」とブログにつづっていた内柴は、12月2日、「旅、終わりました。」とブログを更新した。
旅に出ていた間は、長野、九州、東京と「想いある地域をめぐって来ました」とのこと。「どんだけ嫌われたとしても拒絶されても あいつらの柔道が心配で心配でしょうがない。今の僕の状況は最悪なのだろうけど頭の中はそれしかない。本当にそれしかないんだよな」「お喋りな僕が今、我慢しているのは僕の応援している学生がこれからも大学で柔道をするため」と、胸の内を吐露している。
地元柔道関係者はこういう。
「内柴は若くルックスもいいし指導も丁寧だった。女子部員には慕われていて、何人かとは親密な関係になっているという噂もありましたね。他にもセクハラを訴え出る女子学生がいてもおかしくはない」
内柴の自宅で整骨院を営む妻も動揺しているようだ。一家をよく知る関係者は、「内柴さんの奥さんは親しい人間に、熊本からの引っ越しを相談しているようですね」と語る。
まだまだ火種がくすぶるセクハラ騒動――当の内柴は、本誌直撃にこう述べている。
「僕を吊るし上げるぐらいならもっとできることがあるんじゃないですか。今文句言われている数の倍以上は(柔道で)貢献というか、人の世話をしてきています。
オリンピックで2回優勝して、こんな中古の家に住んでいる。柔道教室やっても金取っていないからです。この中古の家、ちっちゃい整骨院、月の売り上げが月に10万もいかない。悪い話を見つければ見つかると思いますが、もっといい形で(本誌記者をさして)出会いたかったですね」
※週刊ポスト2011年12月16日号