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ボーナスの7割を貯金する札幌地下街の女性に金子哲雄氏驚く

 経済・お金に関し、分かりやすい解説が定評の流通ジャーナリスト・金子哲雄さん。全国を忙しく飛び回るが、最近、金子さんは札幌の地下街で出会った女性たちの堅実ライフに驚いたという。以下、金子さんの体験だ。

 * * *
 北海道文化放送『U型テレビ』の収録のため、毎月最終火曜日に札幌に通っています。札幌では必ず地下街に行って、人々のファッションなどをチェックします。人がいちばん多い所だからです。特に冬は。

 今回は、女性にボーナスの使い道をインタビューしたのですが、彼女たちはボーナスの3割しか使わなくて、7割は貯金しちゃうそうです。単に節約しているだけでなく、「欲しいものがないから」という声も多かったです。クリスマスを前にそれはないだろう! と思いましたが、いま商店街に求められているのは買い物をしたくなる気分づくりです。イルミネーションだけじゃ足りないみたいです。

 ところで、ぼくはユニクロの「ウルトラライトダウン」を着て来たのですが、札幌はこれでは寒いです。地下街を観察していたら、こちらの人は「ウルトラライトダウン」ではなく「ストレッチダウンジャケット」を着ていました。ぼくも1枚、買って帰りました。

※女性セブン2012年1月1日号

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