絶世の美少年といわれた光源氏を演じた主演映画『源氏物語 千年の謎』も話題を呼び、“演技派”として称賛されるようになった生田斗真(27)。
そんな生田が何よりも大事にしているのが家族だ。彼の家族は、両親と2011年4月にフジテレビに入社した生田竜聖アナ(23)の4人家族。
スポーツマンの父は、「食事中に肘をつくな」とか「箸をキチンと持て」と叱っては、正しく持てるようにと“練習キット”を用いるほど、躾に厳しかった。
生田曰く、そんな父以上に厳しかったのが母だという。こんなエピソードがある。
<兄弟げんかをすると必ず僕を叱ったんだけど、その理由は「後から生まれた弟のほうが弱いんだから、自分より弱い者とケンカしちゃダメだ」って>
だが、生田はそんな母が作るお弁当に愛情を感じている。鶏肉が苦手な母が自分のために手作りの唐揚げを入れてくれるからで、「あの味を超えるものはない」と、照れることもなく語っている。
弟の竜聖アナとは、一緒にライブや舞台を見に行くほど仲が良く、弟は最近では、生田の友達と生田抜きで飲みに行ったりすることもあるという。
「斗真くんは、苦しかった下積み時代に励まし、支えてくれたご両親に本当に感謝しているんです。だから人気者になったいまでも、両親との時間を本当に大切にしているんです。浮いた噂もほとんどないですし、恋より家族といった感じで、仕事を終えて夜遅くに帰宅してからでも、自ら車を走らせて、郊外にある実家の両親に顔を見せに行ったりしているんですよ」(芸能関係者)
この家族思いの優しさは、亡くなった祖父から受け継いだものだ。おじいちゃんっ子だった生田は、幼いころから「お父さん、お母さんを大切にしろ」「弟をいじめるな」「男とはこうあるべきだ」と叩き込まれたという。
2011年9月には、生田は家族を連れてハワイに旅行に行っている。それは、苦しいときに支えてくれた家族への恩返しだったのだろう。
※女性セブン2012年1月1日号