アンドレ・キャラビ氏は、1927年フランス生まれの84歳。同国ペンクラブの会員だ。日本では『目からウロコのヨーロッパ』などの著書がある。日本在住 40年以上の親日家だが、どうも最近、このニッポンで目に余る出来事が多い。マナー、お金、日本語、女性、子供……。そのキャラビ氏が、いまの日本人に向 けて、箴言集で発する痛烈な「キャラビズム」。さて、あなたはどう受け止めるか? 今回は、「教育」編である。
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●C‘est bien d’enseigner l‘Anglais dans les écoles mais il faudrait aussi enseigner le bon sens,le devoir et l’humanisme.
学校で英語を教えるのはよろしいですが、常識や義理と人情も教えたほうがいい…!
●Le professeur ne peut pas gronder les élèves,mais se fait gronder par les parents!
先生は生徒を叱れないが生徒の親に叱られる!
●Auparavant on voulait voir le visage des parents d’un certain enfant,maintenant on voudrait voir le visage de l‘enfant de certains parents!
昔はあの子の親の顔が見たい、今はあの親の子の顔が見たい!