2011年に大当たりした人もしなかった人も、年の変わり目は開運の絶好のチャンス。行列ができる占い師の開運術を参考に、運を上げたいもの。
「手相は日々、変化する。手のひらをマッサージして運気をつかむ手に」というのは、翡翠輝子さんだ。翡翠さんは四柱推命、周易、九星気学、タロット、手相、人相など幅広く学び、女性誌を中心に占い記事や生活の中で手軽に実行できる開運法を執筆。東京・阿佐ヶ谷、横浜中華街で対面鑑定も行っている。以下、翡翠さんが手相について解説する。
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手相を見るだけで、どうして性格や運気がわかるのか。それは、手相には、脳のしわ、すなわち思考や行動パターンが反映されるからです。
だったら、手相を変えることで、開運が可能です。基本的に縦の線、すなわち、中指へ上がる運命線、薬指へ上がる太陽線、小指へ上がる財運線は幸運の線なので、こうした線を作ればいいのです。「サインペンで欲しい線を描く」という開運法もありますが、私はあまりお勧めしません。確かに開運効果はありますが、世の中には占いをうさんくさく思う人もいます。手のひらに描かれたサインペンの線を見られて、信用を失うと、かえって運が下がります。
私が提唱しているのは、お風呂上がりなどで血行がよくなったときに手のひらに保湿クリームを塗りマッサージすること。手の色つやがよくなり、いかにも運のよさそうな手になります。そして、右手の親指と小指を合わせ左の手を添えて縦にぎゅっと閉じること。
これを毎日続けていれば、運命線、太陽線、財運線がそろって縦に伸びる(帝王の相とされる)“三奇紋”ができあがります。右は現実や社会性を示す手、左は潜在的可能性を示す手なので、まず右の縦線を強化し、サブで左も作ってください。左利きの人は左から作ってください。
※女性セブン2012年1月5・12日号