皇太子ご夫妻にとっての2011年、何よりも優先されてきたことが愛子さまの登校問題だった。12月9日の誕生日、雅子さまは文書で、こんなことを綴られていた。
<愛子の学校のことが私の生活の中で大きな部分を占めてきた年でした(中略)どうすれば愛子が安心して学校に通うことができるようになるか、そのために、親として何をしてあげられるのか、日々考え、力を尽くしてまいりました。学校とも相談を重ねてまいりましたが、愛子の学校への付き添いは、与えられた状況の中で唯一取れる可能性として続けてきたものでした>
愛子さまが通常の学校生活を取り戻されるために、批判を覚悟の上で、同伴登校を続行。9月には山中湖校外学習にも同行され、愛子さまを見守られてこられた雅子さま。
その後、陛下が体調を崩された中でも、皇太子妃としての役目を果たされない雅子さまには、批判の声が高まり、さらには“離婚説”まで報じられた。皇室記者は語る。
「雅子さまは“離婚”報道を目の当たりにされてショックを受けられたそうです。ご自身には離婚をする気などまったくありませんよ。もし離婚となったら生きがいである愛子さまを失う可能性もあるのですから…。もちろん皇太子さまも、プロポーズのときに“一生守ります”と述べられた通り、離婚なんて全然考えておられません。ただ、このまま雅子さまが、皇太子妃としての役目を果たせない日々が続けば、今後もこういった声があがり続けるでしょう」
そのためには、一刻も早い雅子さまの本格的なご公務復帰が望まれる。
※女性セブン2012年1月5・12日号