円高で、韓国に行く女性が後をたたないという。グルメや観光も人気だが、韓国コスメの人気は依然として高い。最近は、KARAや少女時代といったK-POPアイドルのような化粧を真似する女性も新大久保を中心に出現したそうだ。このような現象について、韓国文化に詳しいライターに聞いた。
「日本のアイドルのメイクは素材を生かしたナチュラルメイクが多いのですが、韓国のアイドルは、どちらかというとナチュラルだけどフルメイクなので、女性もマネしやすい。
K-POPアイドルのメイクのポイントは、目の下の涙袋。日本では小沢健二が“ホルモンタンク”と名付けたことでも話題になりましたが、あの目の下の涙袋を化粧で意図的に強調することで、女らしく見えるんです。こういうメイクのことを“オルチャン(最高の美貌)メイク”と呼び、女性誌でも特集されるようになりました」
そのメイク法のポイントはというと…。
「まず、ベースメイクでは、ファンデーションを塗った後に、徹底的にスポンジパフでたたきこむことが重要です。また、まゆげはちょっと太目。日本でもちょっとボサボサ眉をあえて作るのが流行していますが、韓国オルチャンメイクの場合は、直線的なのが特徴です。また、アイラインは目じりよりも長く引きます。一番大事なのは、やはり涙袋。明るいパウダーでぷっくり見せるだけで女性らしくなります」(前出のライター)
新大久保を歩くと、実際にこのオルチャンメイクをものにしている女性が町を歩いている。全部とりいれるのは無理としても、涙袋のメイクをしただけでも女らしく見えるので、おすすめだとか。