2011年を締めくくった『NHK紅白歌合戦』の視聴率は社会現象となったあのドラマを抜いて41.6%を記録! なかでも注目を集めたのが松田聖子(49)と神田沙也加(25)の初めての母娘共演だった。その日、ふたりはカウントダウンコンサートのため、中継出演となった。午後10時45分、ふたりがそれぞれ挨拶した後、『上を向いて歩こう』を歌うまでが放送された。
しかし本誌記者はそのコンサート会場で、聖子と沙也加の意外な姿を目撃していた。
「あと3分、いますごく緊張しているんですけど、会場のみなさんが一緒なのですごく心強いです」
『紅白』の中継が始まる直前、そんな不安なキモチをつぶやく聖子に、沙也加は「大丈夫よ」というように肩をたたいたり、手を握ったり。そして中継が終わると、こう話していた。
「ここで安心しちゃだめですよね。なぜなら、刻々と時間は迫ってきているから」
それだけじゃなくまだ2曲しか歌ってないことを沙也加が指摘すると、聖子ははっとした顔になって「あっ、まだ2曲しか終わってない」とポツリ…。ちょっぴりとぼけた母に、しっかり者の娘という感じの親子の掛け合いに、ファンから笑いがこぼれた。
※女性セブン2012年1月19・26日号