テレビ局内には「数字(視聴率)の獲れる女子アナ」と「獲れない女子アナ」のリストが存在する。週刊ポストが、複数の民放キー局と広告代理店が共同で極秘に作成した「女性アナウンサー潜在視聴率一覧表」を入手した。
1位はフジテレビの加藤綾子で2位はフジテレビの生野陽子。3位にフジテレビの平井理央とともにランクインしたのは意外な人物だ。昨年1月に日本テレビからフリーに転じた夏目三久(27)である。コンドームを片手にほほえむハレンチ写真が流出したことをキッカケに退社し、一度は「終わった」といわれたが、今や乗りに乗っている。
某制作会社ディレクターがいう。
「活動再開後に出演した『マツコ&有吉の怒り新党』(テレ朝系)は、2%獲れれば御の字の深夜枠にもかかわらず5~6%の高視聴率を叩き出した。彼女のミニスカート姿がウケたからです。以来、局の幹部がスタジオ入りをわざわざ出迎えるほどのVIP待遇。他局からもオファーが殺到しているし、昨年末にはファッション誌の表紙も飾った。下ネタもOKというイメチェンが功を奏した」
人間、何が転機となるかわからない。
※週刊ポスト2012年1月27日号