いくつになってもときめきを求めるのが女性。胸キュンポイントは、人それぞれ。今回は埼玉県の会社員Yさん(42)は、痴漢にあったときに助けてくれたお巡りさんにときめいてしまったという。そんなYさんが体験談を告白した。
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先日、忘年会があったので、帰宅が終電になってしまったんです。酔っていて、周囲に気が回らなかったせいでしょうか。家にはいろうとした瞬間、突然、ヘンな男に後ろから抱きつかれたんです! 慌ててケリをいれてなんとか逃げ、そのまま、近所の交番に駆け込んだんですが…。恐怖とパニックで、半べそ状態。震えも止まらなくて、すぐには状況を説明することもできなかったんです。
そうしたら、20代くらいの精悍なお巡りさんが、「けがはないですか?」「もう大丈夫ですよ」って、ティッシュを渡してくれて…。私が落ちつくまで、何があったか聞き出そうともせず、優しくなだめてくれたんです。
そのおかげで、すぐに話ができるようになり、お巡りさんの勧めで被害届を提出。最後に、「安心してください! これからは、お宅周辺のパトロールを強化しますから」って、家まで送ってくれたんです。
後日、交番の前を通ったら、ちょうど彼が立っていたんです。向こうも私に気づくと、「その後、お変わりないですか?」って、声をかけてくれて…。職務なのは、百も承知なんだけど、恋人いない歴が長い私としては、男の人に心配されるのが嬉しくて、不謹慎ですが、ドキドキしてしまいました。
※女性セブン2012年1月19・26日号