世界には珍妙な税金が今もなお存在する。たとえば、ドイツは、2002年に売春が合法化され、いわゆるセックス税が国庫に入るようになった。
さらに2011年8月、ボン市では、通りで客待ちをする街娼に課税する「街娼税」を導入。導入にあたり、通りに20時~6時まで営業を認めるチケットの販売機を設置した。値段は6ユーロ(約636円)。市当局では、年間20万ユーロ(約2120万円)の税収を見込んでいるが……まるで暴力団のショバ代である。
日本にも過去に理解不能な税金が存在していたのをご存じだろうか。「トランプ税」、「うさぎ税」、「窓税」、「馬税」、「犬税」など……興味があれば、ぜひ、調べてみてほしい。
※『サラリーマンのための安心税金読本』(小学館)より