一攫千金が狙える宝くじは、不景気に強いといわれてきた。しかし、国内の宝くじの総販売額は2005年度の1兆1047億円をピークに下がり続け、2010年度は9190億円に。売り上げは意外にも減少が続いている。
そこで、総務省は2011年10月から2か月間にわたり、有識者を招いた「宝くじ活性化検討会」を開いた。
同会ではさまざまな売り上げ回復策が話し合われ、「1等当せん賞金の上限引き上げ」や「インターネットでの販売拡充」などいろいろな取り組みを検討することが決まった。
なかでも、宝くじファンが注目すべきポイントは、「コンビニでの販売」だ。もし実現すれば、宝くじを24時間購入できるようになり、利便性は大幅にアップ。店舗数も多いため、「当たりやすい売り場」の勢力図がガラッと変わりそうだ。
売り場や当せん金額の変化をいち早くキャッチし、高額当せんに結びつけていきたいものだ。
※女性セブン2012年1月19・26日号