先日NEWSポストセブンで掲載した記事「グループアイドル“第3世代” 宝塚風、ティッシュ乱射など」が波紋を呼んでいる。
現在のグループアイドル・ブームにおいて、『AKB48』を第1世代とし、ポストAKBとして活躍する『ももいろクローバーZ』や『SUPER☆GiRLS』を第2世代、さらに、それに続くグループアイドルを“第3世代”として、その中からキャラが立っている3グループを紹介した記事である。
波紋は、紹介した3グルーブのひとつである『風男塾』(ふだんじゅく)の一部のファンから起きた。ファン同士のツイートや、風男塾のメンバーのブログなどに、「第3世代という捉え方はおかしい」という疑問の声が寄せられたのだ。
そして、風男塾のメンバーの1人である浦えりかさんからも、自身のツイッターにファンからの意見が送られている、という連絡が、直接NEWSポストセブン編集部に入った。
そこで、あらためてファンの意見を拾い上げてみると、おおよそ次のような内容であることが判明した。
風男塾は、そもそも2006年に結成された『中野腐女シスターズ』(現:『中野風女シスターズ』)から派生したユニットで、すでにシングル6枚、アルバム2枚をリリース、1月18日にもニューシングル『風一揆』を発売するなど、活動歴は長く、“世代”という捉え方をするならば、同じく2006年から活動している『アイドリング!!!』などと同じ“第2世代”である、といったことだ。
確かに、同記事で紹介している2009年デビューの『私立恵比寿中学』や10年デビューの『ぴゅあふる』と同世代として取り上げることは、ファンとしては違和感があるのはうなずけるところ。
当の浦さんは、「記事として取り上げていただくのはうれしいんですが、やはり“世代”といった言葉でくくるときには、ある程度事実を反映して欲しいと思います。いえいえ、別に怒ってはいませんよ(笑)」と語っている。
※写真は『GEKKAN IDOLNEWS オモテ浦えりか』より