元・光GENJIで俳優の大沢樹生(42)が、昨年11月18日付のブログで4年前に再婚した妻の早耶香さん(27)と、不妊治療をしていることを公表した。
子供を望む多くの夫婦と同様、ふたりはこの3年間つらい治療に取り組み、夢実現のために闘っていた。女性にとって不妊治療は、採卵の際の注射など身体的苦痛も伴う。一方、夫の側にはそういったつらさがなかったのかを尋ねると、大沢はこう答えた。
「つらいということはありませんでしたが、プレッシャーはありますよね。やっぱほら、そういう営みは気持ちの上の部分が大きいじゃないですか。それがただ子供を作るために“今日よ”というのは自然の流れに反していることですから。そういう意味ではモチベーションを保つのはしんどいと思います。
体外受精の際、精子を採取することも嫌ではないんですが、だいたい朝(病院に精子を)持っていくんですね。クリニックの診療時間前に顕微授精をするので、朝6時、6時半とかに起きて精子をとって、でもそんな朝っぱらからでしょ。そんな気になれないじゃないですか(苦笑)。女性の大変さに比べれば些細なことだと思いますけどね。いやぁ、違和感ありますよ(苦笑)。それに精子を採取するとき、妻からは“Hな本読まないでね”といわれるんですよ。じゃあどうするんだと聞いたら“私を想像して”って(笑い)」
治療にあたっての夫婦のルールは「明るく楽しく過ごそう」。その明るさに大沢は救われているのだろう。
「なんでもストレートにいうんですよ。お酒を控えろ、たばこを減らせとか。あさりや貝類が精子に良いと聞けば、貝類づくしの食事だったり(笑い)。精子を採取する2、3日前からはたばこも“1日6本よ!”と決められたり。
普段は1日1箱ぐらい吸うんですが、たばこの空き箱に6本だけ入れて“今日はこれだけね! 絶対外で買っちゃダメだからね!”って釘をさされるんです。それからお酒も普段はだいたい焼酎を1本半飲むんですが、それも1杯だけ。まあそういう締めつけもかわいいんですけどね(笑い)」(大沢)
※女性セブン2012年2月2日号