いくつになってもときめきを求めるのが女性。今回は東京都の会社員Sさん(39)が、あるきっかけで元カレを思い出し、ときめいたという。以下はSさんの告白だ。
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先日、大学の同級生の結婚式に参列したんです。花嫁さんとは、ずっと“独身の同志”として支え合ってきた仲。ここ数年、彼氏も好きな人もいない私としては、突然の彼女の“デキ婚”に、嬉しいやらさびしいやら、複雑な気分で…。
2次会まで参加して、おおいに飲んできたものの、酔いきれなくて、帰りの電車のなかでボケ~ッと、感傷に浸りながら座っていたんです。
そしたらある駅で、たくさんの人が乗ってきて、隣りに若い男性が。そのカレからは、ふんわりと香水の香りが…。その香りに、心臓がドキンと飛び跳ね、ボケ~ッとしていた気分が一気にぶっ飛びました。エキゾチックなムスク系の香り…。これって、昔つきあっていたカレと同じ香りだったんです。一瞬にして、元カレとの思い出がよみがえってきちゃって、もう思い出しキュンキュン。
その香水をつけていた元カレは、大学時代のサークルの先輩で、就職で海外勤務となり、泣く泣く別れたんです。当時の私には、遠距離恋愛は耐えられなくて…。あ~、いまだったら、いくらでも耐えられたのに! あのころの私って、ホント幼かったなぁ…。
カレは、それまでつきあってきた人のなかでいちばんイケメンだったし、嫌いになって別れたわけじゃないから、いまでもときどき思い出しては、「あのとき、別れていなかったら、いまごろは…」なんて、切ない思いに駆られるんです。
まぁ、そのカレと別れたあと、さびしさに耐えかねて、同じサークルの後輩とつきあい、そのまま勢いで、結婚…。そして翌年には離婚しちゃったんですけど~(苦笑)。
結婚式での感傷に加え、元カレと同じ香水の香りに“再会”し、思い出とさびしさが一気にこみあげてきちゃって、電車内だというのにちょっと泣きそうになってしまいました。
ちなみに、隣に座った男性が席を立った拍子にチラリと顔を見たら、これまたイケメンでビックリ! いかにも優しそうだった元カレとは違って、クールなタイプ。もしかして、この手の香水をつけている男性って“イケメンの法則”があるのかも? 思い出と実物イケメンのWパンチで、この日はもう、クラクラでした~。
私も友達にならって、今年こそ幸せな結婚をするぞ~! と決意を新たに。これからは“嗅覚”でイイ男探しをしてみようかな~(笑い)。
※女性セブン2012年2月2日号