“アラフォー”ドラマは数あれど、今度は“オバフォー(OVER40)”が主役。そのドラマとは小泉今日子(45)と中井貴一(50)がダブル主演の『最後から二番目の恋』(フジテレビ系・毎週木曜夜10時)だ。
テレビ局でドラマのプロデュースを手がける45才独身女性・吉野千明(小泉)と、鎌倉市役所の観光推進課で課長を務める50才独身男性・長倉和平(中井)の恋を描くこのドラマについて、オバフォー女性3人に熱く語り合ってもらった。
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A子:「ふたをしていた現実を見せられた感はあるんだけど、キョンキョンがいってくれたことで救われている気がする。私だけじゃなかったんだ…みたいな」
B美:「でもリアリティーがありすぎじゃない? 私は、正直、見ていられないときがある。韓流ドラマみたいな夢のような恋愛ドラマとは全然違うじゃない?」
C奈:「あ~でも、怖いもの見たさっていうのかなぁ。テレビの前から離れられないのよね…」
A子・B美:(深くうなずく)
第2話のラストシーンで千明は、年下の真平(坂口憲二)に「この間のお誘い、断っておいてなんだけど、いきてる?」といって朝まで一緒にいたいと勇気をふりしぼっていう。
B美:「48才主婦の私としては、これはちょっと理解できない。誰とでも寝るなんてね…」
C奈:「私も結婚して子供もいて、今年45になるけど、旦那のことを考えて何もしないでここまできてみると、もっといろいろしとけばよかったって思う。もっと若くて人生でいちばんいいときに。この崩れきった体をさらす勇気はいまさら…」
A子:「ちょっと待って。若いときがいいときなの? それって違うんじゃない? 私はね、いつもいまがいちばんだって思いたい。そうやって、お金も時間もかけて自分を磨くんじゃない。真平みたいな男性の誘いに、いつもさらりと応えられるようにね」
B美:「でもそれは、A子がバリバリ働いていて、自信があるからいえることなんじゃない? 私なんて…」
A子:「だから! 自信が持てるように、毎日生きていかなきゃ。来るべきものが来なくて、来るべきときが来ても、それは変わらないわ」
オバフォー女子会は白熱する一方で、終わる気配などちっともなく延々と続く――
※女性セブン2012年2月9日号