さんま、タモリ、ダウンタウンといった大物芸人を抑えて、第4回『好きな司会者ランキング』で見事第1位に輝いたのは、くりぃむしちゅー・上田晋也(41)だ。昨年8月、同ランキングで2連覇を果たしたことのある島田紳助(55)が引退し、“ポスト紳助”のひとりとして名前が挙がっていた上田。現在、コンビでの司会も含めて12本ものレギュラー番組をもっているが、ここに至るまでには、紆余曲折があった――
九州・熊本でプロパンガス店を営む両親のもと、3人兄妹の次男として生まれ育った上田。その家庭環境が、彼のツッコミ能力を磨いたという。
「上田さんのお母さんはかなり天然ボケな人で、いつも上田さんがツッコミを入れてましたね。笑いが絶えない明るい家庭でしたよ」(近所の住民)
幼いころは、野球少年だったという上田。小学校の同級生はこう振り返る。
「試合になると相手チームからは“ヤジ将軍”と恐れられていました。しかも、相手が嫌がりながらも文句のいえない絶妙なヤジなんです。ホントに嫌な奴でした(笑い)」
そんな上田は県内でも有数の進学校・県立済々黌(せいせいこう)高校へ入学。そこで相方・有田哲平(40)と出会う。
「高校時代、上田くんはリーゼント頭で“番長”でした。だけど硬派だったので女の子と1対1で話すのが苦手で、彼女がいたとか浮いた話は聞いたことないですね。だから、有田くんからは“童貞番長”なんて呼ばれてました(笑い)」(高校時代の同級生)
※女性セブン2012年2月9日号