正月気分はすっかり抜けてきたけれど、緩んだボディーラインが気になる人は“ダイエット弁当”でおいしくシェイプアップしてみては? 管理栄養士の浜本千恵さんは次のようにアドバイスする。
「一食抜いたり、単品のみのダイエットはリバウンドしやすく逆効果。多品目の食材を使いながら全体量を減らすのがコツです。油脂分を控えめに、たんぱく質、食物繊維をたっぷり摂って満足感を出す工夫をしましょう」
無理なく続けられる手作りダイエット弁当のコツは以下の通り。
まず、弁当箱は550mlを目安にすること。正月太り解消ランチは550kcalを目標に。高カロリー食材ばかりに偏らなければ「弁当箱の容量(ml)=カロリー(kcal)」が目安なので、弁当箱の大きさを確認してみよう。
次に栄養バランスに注意しよう。主食(ごはん)3:主菜(肉・魚・卵など)1:副菜(野菜、海藻、豆など)2の割合を心掛けると、栄養の偏りがなく、彩り豊かで見栄えもよくなる。「ごはんとおかずを半々に、肉や魚を少しと野菜多め」と覚えればよい。
そして、より低カロリーの食材を選んだり、油脂分が抑えられる調理法を工夫することも大切。調味料を使わなくてもおいしく食べられる生野菜なども盛り込むこと。
また、代謝アップのためにビタミンB群、酢、唐辛子など、エネルギーを燃焼しやすい栄養素や食材を積極的に取り入れると、同じ量を食べてもダイエット効果大。
さらに、噛み応え、腹もち、何より“おいしい”ことで「食べた満足感」が得られると、ドカ食いや間食防止に。腹八分目に慣れればリバウンドなしだ。
※女性セブン2012年2月9日号