1月28日、ホームページでプロゴルファーの夫・西川哲(43)との離婚を発表した菊池桃子(43)。夫婦の破綻は、夫のゴルフの不振から始まっていった。1995年以降、西川は優勝は一度もなく、2005年以降は予選突破すらできず、2007年に約90万円を賞金として手にした以外の6年間は、獲得賞金は0円だった。
そして2008年10月、西川は、サラブレッドの一口馬主を会員として集め、投資してもらう競走馬投資販売会社の社長に就任する。このころから、西川は仕事のために、ほとんど家には帰らなくなっていったという。
家に帰らないだけならまだしも、西川に不倫問題が浮上する。2010年2月、ある週刊誌に、西川が別宅マンションに女性を連れ込んでいると報じられた。このとき同誌の取材に、菊池は“西川の浮気を疑ったことはない”と話していたが、きっと彼女の耳には、夫の女性問題についての噂もはいっていたことだろう。
こんな西川の姿も目撃されている。
「仕事場である競馬場やゴルフ場にも、恋人と思われる若い女性をマネジャーと称して堂々と同伴させて連れ歩いていました」(ゴルフ関係者)
しかし、菊池は親しい知人には、こんなことを漏らしていたという。
「男は浮気をするものだから仕方ない。でも、できれば家に帰ってきてほしい…」
自分を裏切り続ける西川を、菊池は最後まで信じようとしていたのだった。だが、それでも菊池が離婚を決意せざるを得なくなった最大の要因、それはやはり“お金”だった。
「競走馬関連会社の社長に就任当初は経営もうまくいっていたそうですが、やはりビジネスの面での素人ですから、徐々にそうもいかなくなったようです。菊池さんも、彼の役に立てばと、かなりの額を西川さんに支援していたみたいなんです。しかし、援助してもらっていたのに、相当な額の借金を抱えてしまったんです。結局、菊池さんのお金も底を突き始めて、もう支援できないくらい限界にきていたみたいですね」(前出・ゴルフ関係者)
そして、膨れあがった西川の大借金が、今度は菊池と子供たちの生活を窮地に追い込むことになった。前出・ゴルフ関係者がいう。
「菊池さんがお母さんとふたりのお子さんと暮らしていた家を、返済が滞る西川さんに業を煮やした債権者が差し押さえると主張してきたそうです。これには菊池さんも自分たちの生活が危ないと感じて、ついに西川さんと話し合いの場を持ちました。
彼女にしてみれば、子供たちが安心して暮らす環境を整えることが第一です。父親である西川さんに債務があれば、怖い取りたて屋の人が家にやってくる可能性もあります。そういったことは万が一にでもあってはいけないと考え、子供たちを守るために離婚を決意したようです」
※女性セブン2012年2月16日号