韓国女性の美容整形熱は広く知られているが、最近では低年齢化が進み、中学生でも手術を受けるケースが増えている。国際美容整形手術協会の調査では、人口に占める整形率は1.324%で世界2位。風俗関係の女性だともっと増えるようで、「顔だと6~7割、豊胸だと2~3割がやっているのでは」(韓国人男性)という。
江南では、事務所でも住居でも使える部屋が集まるビル「オフィステル」(オフィス+ホテル)の一室を使った新手の風俗も繁盛している。「キスバン」(キス部屋)はアガシとキスし、男が自分でしごくという、キス専門店だ。「ユリバン」(ガラス部屋)は前払い料金でガラスで仕切られた部屋に入り、女性と対面。追加料金で裸になってもらうことができ、気に入ったら外へ連れ出す交渉をする。モーテル(韓国のラブホテル)代はもちろん自分持ちだ。
なお、このレポートを掲載した週刊誌『ハンギョレ21』は続く号でも、「2010年買春実態調査報告」をスクープ。「買春経験のある韓国男性は40%、年平均2.6回買春し、31万3000ウォンを支出」とレポートしている。この支出を総計すれば1兆2907億ウォン(約903億円)に達する計算となるが、実際の産業規模はその5倍と推定されている。
※週刊ポスト2012年2月10日号