福山雅治の“ダウニーフリークぶり”を感じさせるエピソード記事を見て、「ダウニー好きなイケメンは、ほかにもいる!」とアピールする人が記者のまわりで急増した。
福山ばかりが特別扱いされている――というのだが、確かに「ダウニー好き」を宣言しているイケメン芸能人は多い。小栗旬、三浦春馬、佐藤健、市原隼人、大東俊介ほか、ジャニーズでは桜井翔や関ジャニの錦戸亮・大倉忠義など、名前を挙げればキリがないほど。
こうした影響で“ダウニーはじめました”という主婦も多く、「ほかにもいる!」主張をしたひとり、30代後半の女性ライターも「春馬くんがダウニー好きって知って、使い始めた」と証言している。
また検索窓に「○○(タレント名) ダウニー 柔軟剤」と入力すると、質問サイトへの「○○が使っているダウニーの種類を教えて」といった検索結果だけでなく、「我が家も○○くんが使っているのと、同じダウニーにしました!」といった、主婦のブログエントリーも多い。
同じ香りを身につけたいというファン心理は、素直にうなずける。香りを感じるのは脳の深い場所にあるといわれ、“いい香り”を感知すると、脳は“いい状態”と認識しやすくなるらしい。香りの変化で気持ちのスイッチを変えられるのであれば、普段は“○○くんが好きな香り”を身に纏って“いい状態”で生活をし、出かけるときや日常のふとしたときに香りを変化させることで、また違った“いい状態”にできるかもしれない。
その一方で、前出の女性ライターは「主婦がこういう理由で使い始めると、旦那を“香りだけでも”好きなイケメンと同じにしたいんだろう? みたいな、うがった見方をされるんだよねぇ」と苦笑する。
先日紹介した、「デュアルセントテクノロジー」で2つの香りが楽しめるという新製品の『ダウニーシンプルプレジャーズ シトラススパイスグロウ』『ダウニーシンプルプレジャーズ セージジャスミンスリル』も、すぐに入手したという彼女は、
「そもそも旦那を同じ香りにしたからって、春馬くんと同一視できるわけないでしょ(笑)。
家事もしっかりやりつつ、若手イケメンと同じアイテムを使って、トキメキと家事を結びつける……そういう“彩り”みたいなものがあるって、楽しい。新しいダウニーにベースの香りがあって、こすると別の香りがするように、日常のふとした時間、わざわざ着替えたりしなくても、ちょっとしたことで気分を変えられ、いつもとは違う自分を楽しめる。毎日の生活の中でオン・オフのメリハリだったり、がんばっている分はちゃんとごほうびもね、というのがイマドキの主婦は上手いんだと思うよ」と言う。
忙しい家事の中でも、“きちんとしている自分”と“自分を楽しくする要素”をバランスよく使いこなす――というのが、デキる大人女子ポイントのひとつのようだ。