韓国のイケメンが働くカフェや韓流スターのグッズショップが軒を連ねる東京・新大久保。休日には3万人以上が押し寄せるほどの人気だが、人が増えれば問題増えるようで…。
たとえば、店に並ぶため歩道をびっしりと埋め尽くすため、危険な車道を歩かざるを得ない例などもある。
また、多くの韓国系の店舗は地元商店街の組合に加盟していないため、ゴミ収集の時間や場所のルールなどについて話し合うのが難しいという状況があり、深夜にはゴミ袋が30~40袋、道ばたに積まれている光景もあるという。さらに、
「深夜の酔っぱらいが増えました。特に女性の騒ぐ声が急増しました。韓国語や日本語、どこの言葉かわからないけれど、泥酔してけんかしたり、叫んだり、陽気に歌ったり…夜、寝られません」(長年新大久保に暮らす50代女性)
「商店街のお店に子供を残したまま、韓流グッズ店をはしごしに行く母親グループもいたと聞いて、ギョッとしました。同じ韓流ファンとして恥ずかしい…」(近隣に暮らす30代主婦)
他方、若い韓流ファンから、「友達と歩いていたら、日本人だか韓国人だかわからないけれど、韓流アイドルっぽい格好をした男の子たちに、やたらナンパされた。うざいし、しつこくされると怖い」(10代のK-POPファン少女)なんていう声も上がる始末だ。
「せっかく多くのかたが新大久保に来てくれているんだから、ブームで終わらせず、これをなんとか地域の活性化につなげたい」という地元の商店主も少なくない。そのためには訪れる側も、最低限のマナーを守るべきだろう。
※女性セブン2012年2月16日号