縁あって、あのときは愛もあって、生涯を共に過ごそうで決めたけど、まさかこんな男だったなんて。ここまでヒドイとは。専業主婦Fさん(45才)は、夫(44才)に呆れて、開いた口がふさがらないという。
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息子3人が大きくなるにつれて毎月、塾だの何だのとお金がかかる、かかる。で、ダンナの小遣いはいやおうなく3万円から1万円に。
ダンナはそのことに文句はいわないんだけどさ。気がついたら、“わが家のポイント大臣”になって買い物すべてを仕切りだしたの。
家電量販店から、レンタルビデオ、書店、ドラッグストア、スーパー、クリーニング店、ガソリンスタンド。
何十枚かのポイントカードを透明のファイリング・ケースに入れ、管理してくれているのはありがたい。休みの日に、買い物につきあってくれるのも、いいんだけどさ。
でも、その行動の基準がすべてポイントがつくかどうか。
たとえば息子たちが買い物の途中で「お腹が空いた。ラーメン食べたい」って騒ぎだし、目の前においしそうなラーメン店が現れても「却下。ラーメンなら◯◯だよ。ポイントつくし」と、それから車で30分走るって、どう?
月末、2500円以上買うとポイント5倍になるドラッグストアでは、「ストックしとけばいい」って大量買いさせられる。
※女性セブン2012年2月23日号