“優等生”の変貌だけに驚きは大きい。
女優・遠野なぎこ(32)が2月12日放送の『行列のできる法律相談所』(日本テレビ系)で、「男の人が大好き」「7股交際したことがある」などと発言して物議を醸している。
遠野はNHK連続ドラマ小説のヒロインを務めたことがあり、映画での新人賞受賞経験もある。最近は舞台やドラマを中心に活躍しており、決してバラエティ・タレントではない、れっきとした女優である。事務所も沢口靖子や長澤まさみが所属する老舗大手だ。
その遠野が、先の番組に限らず方々で「エッチは週3~4回」「デートするのは(Hが)したいだけ」などと放言し、“超肉食”をアピールしている。
いったいどうしちゃったのか。
所属事務所に聞いてみると、あくまでのんきだった。
「プライベートのことは本人任せです。公共の電波でウソをつくこともないと思うので、おそらく本当のことをいっているのでしょう。少しはサービス精神もあるでしょうが」
遠野の明らかな転機は3年前にある。2009年5月に2歳年下の一般の会社員と入籍したが、わずか72日後に離婚した。『行列』では離婚届を出した翌日に別の男性とデートしたエピソードを披露している。
かつて遠野が出演したバラエティ番組のスタッフが声をひそめていう。
「最近の彼女の男関係の話は、収録中は大いに盛り上がるんですが、必ず男性陣は目が点というか、内心は近付きたくないみたいな雰囲気になるんですよ。実際、収録後に彼女に声をかける人は誰もいない。ものすごい警戒感ですよ」
いま、芸能界ではまことしやかにある不安が囁かれている。遠野なぎこが“第2の石原真理”になるのではないかというのだ。
元祖プッツン女優・石原が実名入りで男性遍歴を綴った自叙伝『ふぞろいな秘密』を出版したのは6年前のこと。あの衝撃が再び!?
「彼女自身、『(男漁りは)現場で』というくらいだから、親密な芸能人、芸能界関係者は多いはず。今の遠野は事務所がハンドリングできていると思えないし、暴露本のオファーがあったら受けても不思議はない。遊んだことのあるタレントや芸人は戦々恐々の日々を送ることになるでしょうね」(芸能レポーター・石川敏男氏)
※週刊ポスト2012年3月2日号