60代半ばを過ぎた芸能人が、20も年の離れた若い女性と結婚―そんなニュースに接するたびに、あぁ羨ましいなと思う読者諸氏よ。男をあきらめていないか。還暦が始まりにすぎないことを教えてくれるのは、孫の送り迎えで“ママ友”仲間に交じった元電機メーカー勤務の男性(68)の告白だ。
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同居してる娘夫婦には5歳の孫がいて、家からかなり離れた名門幼稚園に通っています。娘が「家事が疎かになっちゃう」というので、僕が孫の送り迎えをすることにしました。
幼稚園の近くの喫茶店って、授業が終わるのを待つ奥さんが何人もいるんです。自然に話すようになったんですが、ご主人に対して不平不満を持ってる方ばかりでした。
僕のような年寄りには相談しやすいんでしょうね。セックスレスのこととか下半身事情のことまで話す奥さんまでいて、何となく僕に恋心を抱いている様子なんですよ。僕もそこまでのふんぎりをつけかねていますが、今度デートだけでも誘ってみようかなぁと。なんて、色々と想像しながら楽しんでいるところですね。
※週刊ポスト2012年3月2日号