ライフ

タレントコラボ商品増加はTVのギャラ減少も影響と専門家指摘

 近ごろ、急激に増えているのがタレントとメーカーのコラボ商品。辻希美×ギズモビーズの『iPhone4/4Sプロテクター“クッキー”』(3990円、送料525円)、きゃりーぱみゅぱみゅ(19才)がノンシリコンシャンプーブランド『レヴール』とコラボした『レヴール リッチ&リペア きゃりーぱみゅぱみゅ 数量限定コラボレーションセット』(1890円)、木下優樹菜(24才)が納得いくまでテストを繰り返したという美肌成分配合の石けん『ジャーマンクレイフェイスソープ』(1680円)などなど、例をあげればきりがない。

 その販売方法も、一部の店舗限定のものから、通販番組、ブログを通じてネット通販されるものなど、そのタイプも多種多様だが、タレントとのコラボ商品は、なぜいま増えているのか? トレンドウォッチャーのくどーみやこさんはこう説明する。

「mixiやフェイスブック、ブログなど、ネット活用の土台が完成し、利用する人が増えたこと。そして、リーマンショック以降、外出を控えて家にいたまま物を買うという“巣ごもり消費”がトレンドになりました。実は、タレントコラボ商品はこのふたつの条件を満たしているゆえ、売れているんです」

 確かに、いまやタレントのブログやツイッターからの発信は当たり前。

「メーカーとコラボして“こんなの作りました”と配信すれば、ファンに直接届きます。そのファンがネットの口コミで広めればさらに売れるといった、いい循環ができあがっているんです。また販売も、ネット通販を使ったものが多いです」(くどーさん)

 背景には、厳しいテレビ業界事情も垣間見える。

「テレビ局の出演料は頭打ちどころか、どんどん減っています。コラボ商品を売り出せば、芸能活動とは別に、もうひとつ収入源が得られます」(くどーさん)

※女性セブン2012年3月8日号

関連記事

トピックス

紅白初出場のNumber_i
Number_iが紅白出場「去年は見る側だったので」記者会見で見せた笑顔 “経験者”として現場を盛り上げる
女性セブン
ストリップ界において老舗
【天満ストリップ摘発】「踊り子のことを大事にしてくれた」劇場で踊っていたストリッパーが語る評判 常連客は「大阪万博前のイジメじゃないか」
NEWSポストセブン
大村崑氏
九州場所を連日観戦の93歳・大村崑さん「溜席のSNS注目度」「女性客の多さ」に驚きを告白 盛り上がる館内の“若貴ブーム”の頃との違いを分析
NEWSポストセブン
弔問を終え、三笠宮邸をあとにされる美智子さま(2024年11月)
《上皇さまと約束の地へ》美智子さま、寝たきり危機から奇跡の再起 胸中にあるのは38年前に成し遂げられなかった「韓国訪問」へのお気持ちか
女性セブン
佐々木朗希のメジャー挑戦を球界OBはどう見るか(時事通信フォト)
《これでいいのか?》佐々木朗希のメジャー挑戦「モヤモヤが残る」「いないほうがチームにプラス」「腰掛けの見本」…球界OBたちの手厳しい本音
週刊ポスト
野外で下着や胸を露出させる動画を投稿している女性(Xより)
《おっpいを出しちゃう女子大生現る》女性インフルエンサーの相次ぐ下着などの露出投稿、意外と難しい“公然わいせつ”の落とし穴
NEWSポストセブン
田村瑠奈被告。父・修被告が洗面所で目の当たりにしたものとは
《東リベを何度も見て大泣き》田村瑠奈被告が「一番好きだったアニメキャラ」を父・田村修被告がいきなり説明、その意図は【ススキノ事件公判】
NEWSポストセブン
結婚を発表した高畑充希 と岡田将生
岡田将生&高畑充希の“猛烈スピード婚”の裏側 松坂桃李&戸田恵梨香を見て結婚願望が強くなった岡田「相手は仕事を理解してくれる同業者がいい」
女性セブン
電撃退団が大きな話題を呼んだ畠山氏。再びSNSで大きな話題に(時事通信社)
《大量の本人グッズをメルカリ出品疑惑》ヤクルト電撃退団の畠山和洋氏に「真相」を直撃「出てますよね、僕じゃないです」なかには中村悠平や内川聖一のサイン入りバットも…
NEWSポストセブン
注目集まる愛子さま着用のブローチ(時事通信フォト)
《愛子さま着用のブローチが完売》ミキモトのジュエリーに宿る「上皇后さまから受け継いだ伝統」
週刊ポスト
連日大盛況の九州場所。土俵周りで花を添える観客にも注目が(写真・JMPA)
九州場所「溜席の着物美人」とともに15日間皆勤の「ワンピース女性」 本人が明かす力士の浴衣地で洋服をつくる理由「同じものは一場所で二度着ることはない」
NEWSポストセブン
イギリス人女性はめげずにキャンペーンを続けている(SNSより)
《100人以上の大学生と寝た》「タダで行為できます」過激投稿のイギリス人女性(25)、今度はフィジーに入国するも強制送還へ 同国・副首相が声明を出す事態に発展
NEWSポストセブン