芸能界屈指の料理上手と評判の向井理(30)。“俺様キャラ”のフレンチシェフ役を好演中のドラマ『ハングリー!』(フジテレビ系)では、その腕をいかんなく発揮。「見ているだけでお腹が空いてくる」という人に、家庭で上手に作るコツをレクチャー!
ドラマ『ハングリー!』の収録現場にはいると、フランス料理特有の、香ばしいバターの焦げる香りがしてきた。182cmの長身を少しかがめ、こなれた手つきでフライパンを振る。その様子から、普段から台所に立つ人なんだとわかる。
「ここにあるレシピは、よく作っています。特に好きなのは〝若鶏のグランメール風〟これ、好きだなぁ。すごく簡単でおいしいんです。家庭料理なので高級フレンチという扱いづらさがなくて」
このドラマで指導しているプロからも、「料理人として、すべてが完璧。背が高すぎることを除いては(笑い)」と太鼓判を押されていた。
フランス料理は、どうしても時間も手間もかかるもの。「でも実際は、調理の作業自体は単純なんですよ。ひとつ覚えて おくといいのは、煮込み料理の場合、1日たつと味が濃くなるので、薄めに作ったほうがいいかな」と、プロ顔負けのアドバイスを。
「それに、食べる人のこと を考えながら作れば、きっとおいしくなる」。やはり、恋人の条件も料理上手?
「食べるという行為は一生のことなので、料理嫌いだとキツいですが、いまは得意でなくても気にしない。いっしょに学習していければいいですね」
※女性セブン2012年3月8日号