ドラマチックな恋は憧れちゃうけれど、日常で出合う、ほんのささやかなときめきが、マンネリ化した毎日をバラ色に染めてくれることってありませんか? 今回は千葉県の主婦Mさん(45才)があるお店の男性にときめいたという。以下はMさんの告白だ。
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世の中の流れに遅れたくなくて、昨年末、思い切ってスマホに買い替えました! だけど、使い方が全然わからず、電話をかけるのすら大変。メールも、うまく送ることさえできない始末で…(汗)。
とはいえ、取扱説明書は読む気が起こらないし、仕方がないので、先日携帯ショップに行ったんです。そうしたら、担当してくれたのが背が高くてさわやかなイケメン。
「いらっしゃいませ。今回Mさまを担当させていただきます、Tと申します」なんて、丁寧にあいさつされちゃって、もうそれだけで、テンションが上がっちゃったわ。ウェブデザイナーの夫は私服通勤なものだから、そもそも、あんまり目にしないスーツ姿に弱いのよね~。
早速、「スマホの使い方がわからなくて…」と手渡すと、しばらく操作した後、「メールに関しては初期設定がうまくできていないようですね」っていいながら、代わりに設定をしてくれたの。彼の真剣な横顔もいいんだけど、指をスライドさせる動作が苦手な私には、器用そうに動く彼の細い指先がとっても魅力的。思わずうっとりと見つめちゃった。
「あぁ、私もその指で、やわらかくタッチされたらな~」なんて、妄想までしちゃって(笑い)。
夫は家でゴロゴロしているばかりだから、一生懸命働いている男性の姿を見るだけでキュンってしちゃうみたい。しかも、自分の知らないことを知っていたり、できないことを簡単にやってのけられると、なんか、“男のたくましさ”を感じちゃいません?
Tさんのおかげで、だいぶスマホの扱いには慣れたけど、しばらく通っちゃおうかなって思っています。失われた夫へのときめきは、外に探しに行かなくちゃね~。
※女性セブン2012年3月8日号