主演したNHK朝の連続テレビ小説『カーネーション』がクランクアップを迎えた尾野真千子(30)。俳優・高橋一生(31)との同棲が明らかになったが、その出会いは、まだ尾野が無名だった2年前に出演したドラマ『MM9』(毎日放送)での共演だった。芸能関係者は次のように話す。
「『MM9』の現場で意気投合したふたりはすぐにつきあい始めたんです。当時はふたりともそんなに有名ではなかったですから、隠すこともなく、親しい人ならみんな知っているという感じでしたよ。実はつきあいたてのころから、ずっとふたりは同棲をしていたんです。古いマンションで仲良く暮らしていたんですよ」
だが尾野が『カーネーション』のヒロインに抜擢されると、ふたりは同棲生活の解消を余儀なくされる。ふたりを知るあるテレビ関係者はこう語る。
「『カーネーション』の収録は、ほとんどが大阪ですから、尾野さんは半年以上大阪で暮らしていたんです。ですから、お互い休みができれば、それぞれの元へ行って一緒に過ごしていたみたいですね」
ちなみに、尾野と高橋は前述した『MM9』以外にも共演した経験を持つ。それは昨年春に放送された人気ドラマ『名前をなくした女神』(フジテレビ系)。尾野が一躍注目を浴びるようになった作品なのだが、そこでふたりは夫婦役を演じていた。
尾野が演じたのは、幼稚園児の息子を持つ世話好きのごく普通の主婦。だが実は、家では高橋演じる夫から言葉のDVを受けて苦悩する日々を送るという役どころだった。別のテレビ局関係者は次のように明かす。
「このドラマの収録中はすでにつきあっていたんですけど、芝居とはいえ、恋人から暴言を吐かれるのはつらかったみたいですよ。尾野さんはドラマが終わってからは“ドラマではあまり幸せでなかったから、実際の生活では一生くんと幸せになりたい”なんて漏らすようになったんです」
※女性セブン2012年3月15日号