misono(27才)が自身のブログに綴ったある日の食生活が話題となっている。たとえば1月30日のメニューはこんな感じだった。大阪で日帰りの収録があった彼女の食事は、大阪に向かう新幹線に乗る前から始まる。
ファミリーマートで「ファミチキ」とセブン-イレブンのメンチカツとおでん、そしてローソンにも寄り道して、「からあげクン」を全3種類購入し完食。大阪に到着し、テレビ局の楽屋にはいると、そこで5種類の春雨カップスープすべてにお湯を入れ、全部平らげてから収録へ。
仕事を終えると、共演者と夕飯を食べた後、東京へ。帰りの新幹線ではサンドイッチにいかやき、551の豚まん4個にシューマイ10個セットを食べ尽くした。
こんなに食べているにもかかわらず、メニューと一緒にブログにアップされている写真は、これまでの彼女のイメージとは異なるものだった。“ふりそで”のない二の腕、細長く伸びた脚…。“激ヤセ”を心配する声も少なくない姿なのだ。
歌手としてデビューしたもののバラエティーでブレイクしたmisono。明るい笑顔の裏で彼女はずっと大きな葛藤を抱えていた。彼女を知る芸能関係者はこう話す。
「misonoはアーティスト志向が強い子なんです。だから本当はバラエティーに出るのだってすごく抵抗があった…。でも、自分がいちばんやりたいことを実現するためには、仕事を選り好みできる立場ではないとわかっていたんでしょう」
そんななか、心からわかりあえる友人となっていた“ヘキサゴンファミリー”たちは、次々と結婚を発表し、少し遠い存在になってしまった。胸のつかえを話す相手も少なくなりストレスはたまる一方。多くの女性がむしゃくしゃしてヤケ食いしたことがあるだろうが、彼女もひたすら食べ続けるようになってしまった。
しかし過食の一方で、ファンから痩せていることを指摘されると、お腹が空かない日は何も食べないこともあるし、忙しいときはスープだけで過ごすこともあるという。そしてブログには、嘔吐と下痢を繰り返していることも明かされていた。国家公務員共済連合会九段坂病院の心療内科、山岡昌之医師はいう。
「過食、嘔吐や下痢を繰り返すにもかかわらず、極端に痩せていくと、摂食障害の可能性が高いですね。日本では1980年から1998年にかけて患者さんの数は10倍に増えています」
※女性セブン2012年3月22日号