ハイブリッド車・電気自動車・低燃費ガソリン車が競い合うエコカー市場。そこで軽を含む話題のクルマを集め、徹底チェック!! いずれ劣らぬ個性派揃いの4車種を、モータージャーナリストの竹岡圭さん、フードスタイリストの鈴木葉子さん、女性セブンお試し隊の長沼かおりさんが試乗した。
【運転のしやすさ】
・トヨタ『アクア』(Sグレード)
走り出しが静かなのに、ちょっとアクセルを踏むとキューンと出て運転しやすかった」(長沼)。加速もよく、コンパクトで取り回しがいい点も高評価だった。
・マツダ『デミオ 13-SKYACTIV』
「慣れ親しんだ感じで違和感がない」(長沼)。「信号でエンジンが止まるのはバスみたい。慣れれば平気だけど」(鈴木)。エコにもスポーティーにも走れる1台だ。
・日産『リーフ』(Gグレード)
「音がしないのにスピードが意外に出てて、少しこわかったかも…。初めて乗った電気自動車だったから、すごく静かなのにビックリしました」(長沼)
・三菱『i-MiEV(アイ・ミーヴ)』(Mグレード)
低重心でホイールベースが長く、安定性に優れ乗り心地も快適。「軽にありがちなフワフワ感がなく小回りも利いて運転しやすい。普段使いに欲しい1台」(長沼)
【室内】
・トヨタ『アクア』(Sグレード)
フロントシートは座面が長くシートバックを高くしたゆったり設計で座り心地がいい。それでいて後席の足元もゆったり。大人ふたりでくつろげ、居住性は充分!
・マツダ『デミオ 13-SKYACTIV』
フロントシートのよさは定評があり、ホールド性も座り心地も◎。全高を低くしているわりには後部座席は高さも広さも充分。シートの固さもちょうどいい。
・日産『リーフ』(Gグレード)
フロントシートは頭上に開放感があって快適。フロントシートをリクライニングさせリヤシートと連結でき、休憩時などに便利。シートの質感、肌触りもいい。
・三菱『i-MiEV(アイ・ミーヴ)』(Mグレード)
モーターを後方に搭載。電池を床下に敷き、タイヤを四隅ギリギリに配置することで、大きな居住空間を創出。「天井も高く室内が広いです」(長沼)
※女性セブン2012年3月22日号