『メルマガNEWSポストセブン』では、『ウェブはバカと暇人のもの』の著者としても知られるネット編集者の中川淳一郎氏が、その週にネットで話題になったニュースのツボを解説している。今週も、
「バカがJR山手線渋谷駅線路に侵入 ツイッター騒然」
「高嶋政伸と妻・美元の口論音声がYouTube流出か? 『てめえなんて生きてる価値もない』」
「ニコニコ生放送で女子中学生がチューハイを飲む姿を見せる」
など、その週にネット上で起きた様々な事件を紹介しているこのコーナー。中でも今週、「もっともネット的」だったのが、「ばぐ太 メールアドレスバレ、2chに珍スレッド続出」という事件だ。2ちゃんねるユーザー以外にはさっぱり意味が分からないであろうこの事件を、中川氏はこう解説する。
* * *
2ちゃんねるのニュース関連板には「キャップ」制度というものがあります。意味としては、「スレッドを立てる権限のある人のみがスレッドを立てられるというもの。彼らは「記者」と呼ばれており、そんな「記者」の中に「エース」とも称される「ばぐ太」という人物がいます。
この人物は一日に何本ものスレッドを立てることで知られ、過去には『J-CASTニュース』からその見出し付けセンスについて「記事の内容を全部読んで、要点を理解しないと付けられない見出しで、相応の能力と労力が必要とされる」と高く評価されたことも。そんなばぐ太氏だが、あろうことか自分のパスワードを2ちゃんねるに書きこんでしまった!
それにより、普段はそれなりに信頼感のある同氏の「なりすまし」が登場。「2ちゃんねる元管理人の西村博之を殺します」やら「ちんちん シュッ!シュッ!シュッ!」といったどうしようもないスレッドが立ったり、「巨人小笠原、回転ドアから上手く出られずに餓死」といったニセニュースにまつわるスレッドが立ったりしたのです。
皆さんもパスワード漏れにはお気をつけください。
・【速報】メール欄に#bakubakubakuoを入力でスレ立て放題『2ちゃんねるスパ』
http://bit.ly/xeQlxk
※上記の記事全文は現在配信中の『メルマガNEWSポストセブン』6号で読めます。