3月12日、男性3人の殺人罪などに問われ、検察から死刑を求刑された木嶋佳苗被告(37才)。殺意については否定しているが、法廷では赤裸々な性体験を語るなど、世間に衝撃を与えている。
およそ連続殺人事件の裁判には似つかわしくない独特の雰囲気を醸しだす木嶋被告。そのファッションもまた裁判では異例なものだ。公判を傍聴し続けているコラムニストの北原みのりさんはこう話す。
「普通、被告人は心証をよくするために地味めの服を着てくるものですが、彼女はまったく違います。例えば2回目の公判では胸の大きく開いたピンクのツインニット。お昼の休廷後には肩にあった髪の位置が明らかに上がっていたので、休み時間に巻いていたんでしょう。その後も、胸元を強調する服をよく着ています。同じものを着回していることはあっても、これまでに一度として同じ組み合わせを着てきたことはありません」
節電で足元が冷えるなか、木嶋被告のスカート丈はたいてい膝上5cm、生足と勘違いするほど薄いストッキングをはいていたことも。
「拘置所暮らしですから、お化粧するわけではないし、良いシャンプーがあるわけでもない。でも木嶋被告の髪はすごくツヤツヤなんです」(北原さん)
作家・内藤みかさん(41才)も、そんな木嶋被告が気に掛かる女性のひとりだ。
「私は彼女と4才違いの同世代。ネットで交際相手を探すこともあり、いい相手を見つけることの困難さもよく知っています。だから彼女がどんな殺し文句や殺し画像を使ったのか、とても気になっていました。裁判の報道を見ると“会ってすぐエッチしていいですよ”とか“避妊しなくても構いません”など、男性にとってたまらないセリフを吐いている。ますます目が離せなくなりました」
※女性セブン2012年3月29日・4月5日号