国内

宮内庁職員「皇太子殿下は3.11に被災地に赴いてもよかった」

 心臓バイパス手術から退院後、天皇陛下が並々ならぬ思いでご出席された、3月11日の東日本大震災1周年追悼式。ご出席が発表された9日、皇居では天皇皇后両陛下と皇太子との昼食会が行なわれた。しかし、そこに雅子妃の姿はなかった。

 宮内庁では、この昼食会の趣旨を「皇太子から陛下にご公務代行をご報告するため」と説明し、雅子妃の同席が必要でなかったと強調している。だが、宮内庁関係者はこう嘆息して語る。

「陛下としては、追悼式典の後のご公務の代行をすべて皇太子殿下に託すわけです。雅子妃殿下に対しても同じお気持ちでしたから、当然ご夫婦で御所にきてほしかったはず。昼食会では終始、陛下からこれからの名代の責務と重要性についてお話しされていましたが、殿下は雅子妃が同席されていないからか、平身低頭で聞かれていたようです」

 追悼式の時、皇太子夫妻は両陛下がご臨席される様子を居所(東宮御所、宮邸)のテレビで見ながら黙祷を捧げていた。それは両陛下のご指示によるものといわれるが、宮内庁職員らの心中は複雑なようだ。

「陛下は本来であれば、東北の被災地に再び足を運びたかったという思いが強かった。しかしご病気ということもあって、それは叶いませんでした。その陛下の胸中を察して、皇太子殿下が被災地に行かれてもよかったのではないか、そんな声が職員の間で上がったのは事実です」(宮内庁関係者)
 
※週刊ポスト2012年3月30日号

関連記事

トピックス

大谷翔平(時事通信)と妊娠中の真美子さん(大谷のInstagramより)
《妊娠中の真美子さんがスイートルーム室内で観戦》大谷翔平、特別な日に「奇跡のサヨナラHR」で感情爆発 妻のために用意していた「特別契約」の内容
NEWSポストセブン
会見中、涙を拭う尼僧の叡敦(えいちょう)氏
【天台宗僧侶の性加害告発】フジテレビと同じ構造の問題ながら解決へ前進しない理由とは 被害女性への聞き取りも第三者の検証もなく、加害住職の「僧籍剥奪せず」を判断
NEWSポストセブン
中居の女性トラブルで窮地に追いやられているフジテレビ(右・時事通信フォト)
フジテレビが今やるべきは、新番組『怒っていいとも!』を作ることではないか
NEWSポストセブン
沖縄・旭琉會の挨拶を受けた司忍組長
《雨に濡れた司忍組長》極秘外交に臨む六代目山口組 沖縄・旭琉會との会談で見せていた笑顔 分裂抗争は“風雲急を告げる”事態に
NEWSポストセブン
ゴールデンタイムでの地上波冠番組がスタートするSixTONES
ゴールデンタイムで冠番組スタートのSixTONES メンバー個々のキャラが確立、あらゆるジャンルで高評価…「国民的グループ」へと開花する春
女性セブン
中居正広氏とフジテレビ社屋(時事通信フォト)
【被害女性Aさん フジ問題で独占告白】「理不尽な思いをしている方がたくさん…」彼女はいま何を思い、何を求めるのか
週刊ポスト
食道がんであることを公表した石橋貴明、元妻の鈴木保奈美は沈黙を貫いている(左/Instagramより)
《食道がん公表のとんねるず・石橋貴明(63)》社長と所属女優として沈黙貫く元妻の鈴木保奈美との距離感、長女との確執乗り越え…「初孫抱いて見せていた笑顔」
NEWSポストセブン
生活を“ふつう”に送りたいだけなのに(写真/イメージマート)
【パニックで頬を何度も殴り…】発達障害の女子高生に「生徒や教員の安心が確保できない」と自主退学を勧告、《合理的配慮》の限界とは
NEWSポストセブン
5人での再始動にファンからは歓喜の声が上がった
《RIP SLYMEが5人で再始動》“雪解け”匂わすツーショット写真と、ファンを熱狂させた“フライング投稿”「ボタンのかけ違いがあった事に気付かされました」
NEWSポストセブン
中居正広の私服姿(2020年)
《白髪姿の中居正広氏》性暴力認定の直前に訪問していた一級建築士事務所が請け負う「オフィスビル内装設計」の引退後
NEWSポストセブン
これまで以上にすぐ球場を出るようになったという大谷翔平(写真/AFLO)
大谷翔平、“パパになる準備”は抜かりなし 産休制度を活用し真美子夫人の出産に立ち会いへ セレブ産院の育児講習会でおむつ替えや沐浴を猛特訓か
女性セブン
ネズミ混入トラブルを受けて24時間営業を取りやめに
《ゴキブリ・ネズミ問題で休業中》「すき家」24時間営業取りやめ 現役クルーが証言していた「こんなに汚かったのか」驚きの声
NEWSポストセブン