体に不調があれば、頼りになるのは医師や看護師の存在だが、なかにはとんでもない医療関係者もいるようで…。ふたりの看護師と主婦が、あぜんとする医療現場について語った。
A子(41才・総合病院勤務のベテラン看護師):とんでもない看護師ももちろんいるけれど、やっぱり医師のほうがデキる人とデキない人の差がすごい気がする。しかも、デキない人のほうが研修医時代からいばるんだから。放置しておくと医療事故をおこされちゃうから、プライドを傷つけないよう、なだめながら注意するのに神経使うのよね。
C子(45才・個人医院勤務の看護師):うちの院長は女に目がないっていうか…。自分好みの看護師でハーレムを作るの。バツ2で、3人目の美人奥さんがいるんだけど、歴代の奥さんはみんなこの医院の看護師。嫁さん候補収集所かって、一部では有名。
B子(34才・3人の男の子を持つ専業主婦):C子さんも美人だもんねー。狙われてたりして?
C子:大丈夫、大丈夫。花嫁候補になるのは30代までよ(笑い)。以前は総合病院に勤務していたこともあるけど、ひとりの強烈な先生を相手するより、いろんな先生がいる総合病院のほうが疲れるよね。派閥もあるし。それぞれの医療方針が違うのにも看護師は振り回される。
A子:方針は違っても、最終的に患者さんを救えるのならまだ許せるの。でも、研修医になったばかりだと、その判断もつかないからねえ~。新米医師は当直が不安だからって“ふたりで当直させてほしい”と申し出ることも多いんだけど、それでいてふたりの判断が一致しなかったりするともう大変。結局さらに新米医師を呼び出して、治療方法を3人で討論したことも。
C子:わー、それダメじゃん! その間患者も放置されてる!
B子:私は医師より看護師でムカつく人が多いかな。近所の小児科に行くたびに、お局ナースが“そんなことでいちいち病院に来ないでください。3人も産んどいて、わかるでしょうに”って人のこと、小バカにするの。あれ、なんなの?
C子:あー、あの彼女でしょ? もともとヒステリーだったけど、先日離婚したらしいわ。看護師仲間もいってた。
B子:それに働かない! イケメンが来たときしか立ち上がらないの。それ以外は若い看護師をこきつかってるんだから!
A子:小児科はハードで成り手が少ないからね。“どうせ辞めさせられない”って思ってるのかもしれない。でもそういう人たちを見るたびに、私の反面教師になってるよ。
B子、C子:さすが! 看護師の鑑!
※女性セブン2012年3月29日・4月5日号