1970年代には竹中直人や関根勤、柳沢慎吾などを輩出した『ぎんざNOW!』の司会を務め、「ナハナハ!」などの一発ギャグでも知られるせんだみつお(64)。
最近テレビでお目にかかることはほとんどないが、せんだのスケジュールはびっしりと埋まっているという。
「イベントやパーティ司会など、いわゆる“営業”仕事の日々ですよ。しゃべりがうまく、司会進行もできる。それでいて、名前も知られている。せんださんみたいに、三拍子揃ったタイプって、意外と少ないんです。それに、テレビでレギュラーを持っているような多忙な人だと、地方への営業はなかなかいけないですからね。せんださんの出番が増加するわけです」(芸能関係者)
たとえば、いま売れっ子の若手芸人が営業に来たところで、年輩の客の中には知らない人もいるかもしれない。くわえて40年以上司会業を続け、数々の大物と交流のあるせんだであれば、話のネタも尽きない。
「たけし、タモリ、所ジョージ、和田アキ子など今も第一線で活躍する超有名人に加え、森繁久弥など芸能界の伝説的人物とも交流があった。そのため、聞いていて飽きないトークを展開できるんです」(同前)
長年テレビ界から離れていたため、浦島太郎をもじり、『浦島みつお』と改名していた時期もあったが、せんだは未だ健在のようだ。