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中国で発見された化石「馬鹿洞人」にネット住民も興味津々

『メルマガNEWSポストセブン』では、『ウェブはバカと暇人のもの』の著者としても知られるネット編集者の中川淳一郎氏が、その週にネットで話題になったニュースのツボを解説している。今週も、

「Yahoo!知恵袋 記念すべき2億件目の解答があまりに前衛的で驚く人多数」
「多趣味で知られる矢口真里に『本当はにわかなんじゃないの?』の声出る」
「アメーバピグ 15歳以下規制受けコメント42000件 コメントまとめも登場」

など、その週にネット上で起きた様々な事件を紹介しているこのコーナー。中でも今週、「もっともネット的」だったのが、「中国で発見された化石『馬鹿洞人』やっぱりチンポー族的反応に」という事件だ。
「『馬鹿洞人』って実際バカなの?」
「チンポー族って何?」
タイトルだけでも数々の謎を呼ぶこの事件を、中川氏はこう解説する。

 * * *
 以前、「中国のチンポー族が1000人で剣の舞を行い世界記録樹立」というネタがネットで妙に盛り上がったことを報告しました。そこでは、もはやその偉業はどうでもよく「チンポー族」という名前に対し、ネットユーザーはビンビンと反応したわけですが、今週も来ました。

 今回は「馬鹿洞人」です。今回も中国ですね。中国雲南省で発見の化石「馬鹿洞人」は未知の人類かもしれないし、1万1500年前に人類と共存していた種との説もあるそうです。

 アゴが立派で鹿の肉を食べて洞穴に暮らしていたというこの「馬鹿洞人」ですが、当然ネットではこの学術的価値なんかはどうでもよく、「馬鹿な同人誌だと!? 」「え、これ将来本物って証明されちゃったりして日本で展示ってことになったら中国/馬鹿/展とかっていっちゃうわけ?うわー…」などの反応がありました。

 となれば、気になるのは中国で「馬鹿」という言葉が「頭が悪い人」を意味するのか? という点ですが、さすがはネットの集合知! 「馬鹿」だけで盛り上がるのではなく、「日本語の罵声として一定の人間には通じるけど、そもそも馬鹿でも莫迦でも言葉としては存在してないらしいぞ。だからここの文献とかこの固有名詞ぐらいなものかと」といった中国事情通からのコメントも書き込まれました。

未知の人類?それとも原始人顔なだけ?「馬鹿洞人」をめぐる議論―中国
『レコードチャイナ』

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