『メルマガNEWSポストセブン』では、ビートたけし、櫻井よしこ、森永卓郎、勝谷誠彦、吉田豪、山田美保子…など、様々なジャンルで活躍する論客が、毎号書き下ろしの時事批評を展開する。ここでは3月23日に配信された8号より「吉田豪の今週のオピニオン」から小向美奈子スペシャルインタビュー(完結編)の一部をお届けする。
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「もうNGナシなんで。はい、どうぞ」そう言って小向美奈子のマネージャーは彼女をインタビュー会場に送り込んだ。グラビアアイドルからストリッパー、AVと、ドラマティックな人生を送る小向に吉田豪が直撃。第6号(3月9日発行)の前編では、「15歳のデビュー時に妊娠してた」ことを告白した小向美奈子だが、この完結編ではストリッパー、AV女優と続いた“転身”の理由から、アイドルたちの金ヅルだった財界人、彼氏との死別についても赤裸々に語っている。そして話題は、あの大物芸人との関係についても及んで…。吉田豪、渾身のインタビューをお読みください。
<のりピーにはできない突き抜け方>
──のりピーが出した本が、ホントにきれいごとしか書いてなくてモヤモヤしてたんですけど、この本読んだあとに小向さんの『いっぱい、ごめんネ。』を読むと、突き抜け方が全然違うんですよ。バカだなーって(笑)。
小向:ハハハハハ! バカだし、何を言いたかったんだろうっていうね。
──子供の頃の話からどうかしてるんですよ。校門の前でタバコ吸った話とか。
小向 吸った! 校門のところ入ってすぐに池があって。結構いろんな魚がいて、自分が釣ってきた雷魚とかいっぱい入れて、金魚がいなくなっちゃったんですけど。
──ああ、駆逐しちゃって(笑)。
小向:全部食べちゃった。ワオ! みたいな。それを楽しんでたんですけど。
──そこでタバコ吸って怒られたら逆ギレしてるんですよね。「ダメならダメって、先に言ってほしかったな。タバコは20歳になってからってルールがあるのを知らなかったんだから、それはしょうがないよ」って(笑)。
小向:だって、「そんなの言われてないよ」みたいな。むしろ小学生だから言われるわけないじゃん。「好奇心っていうのは誰にもあるでしょ」って先生に言ったことあるもん。「ウチのお母さんも吸ってるよ」とか言って。
──親は吸いますよ! クラブに出入りしてたときに、ドラッグやってる女の子をシメた話とか。
小向:ああ、どついてドラッグ全部流してやった。
──「金なら私があげるから、二度とこんなものに手を出すんじゃないよ!」って怒って。それをやった人が、自分もドラッグやるわけなんですけど。
小向:そうなるとは思わなくて。べつに、やるのはいいの、1回とか2回とか。経験だから。好奇心あるし。でも、リキッドっていわれてるLSDを見て、「うわっ!」て。若い頃からクラブとかいっててよかったと思いますよ、あれやらなくて。
──やってる人見て、これはやめようと思ったわけですね。
小向:うん! どう見ても酔っ払いとは違うし、気持ち悪いわって。めっちゃ可愛い子がそれでワーッてなっちゃうから。
──ボク、タレント本コレクターで、タレント本を50音順で並べてるんですけど、小向美奈子、小室哲哉っていう並びがすごい好きなんですよ。事件の匂いのする並びで。ちなみに酒井法子もまたすぐその後なんですけど(笑)。
小向 関係ないのに小室さんの話よくされますけどね(笑)。
※上記の記事全文は現在配信中の『メルマガNEWSポストセブン』8号で読めます。