R40主婦ともなると“ときめき”体験はなかなかできないものだが、確定申告がきっかけでときめいた女性がいます。神奈川県在住の既婚会社員女性・Sさん(50)です。ときめきのお相手は、頼りになる税理士でした。
* * *
昨年は、胃潰瘍で入院して、医療費がかさんだし、震災の寄付もしたので、お金が少し戻ってくるかなぁと思って、はじめて確定申告をすることにしたんです。でも、国税庁のホームページを読んでも、どうしたらいいのか、チンプンカンプン。主人に聞いても「おれだって、わかんないよ」といわれ、結局、税務署に聞きに行ったんです。
ところが、同じように、確定申告の質問に来た人たちで、税務署の相談窓口は、大混雑。職員さんたちもバタバタしていたので、“きっとお役所仕事で、しっかり教えてもらえないんだろうなぁ…”なんて不安に思っていたんです。
私の順番が呼ばれて席につくと、担当になったのが、西島秀俊サン似の真面目そうな税理士さん。「申告がはじめてで、どうしたらいいのか、わからないんですが」というと、意外にも、すごくやさしく教えてくれたんです。しかも、私と同じテーブルには、ほかにも3人の相談者がいて、同時に彼らの対応もしているんですよ。そんな忙しいなかでも、笑顔を絶やさないし、足が悪そうなおばあちゃんには「ちょっと待ってね、椅子持ってくるから」って息を切らしながら、別の階から椅子を運んできて…。もう、感動しちゃいました。
それに電卓を素早くたたく指が、細長くてセクシー! 知的な横顔を見ているだけでもドキドキしちゃいました。
「ここに、この数字を書いてくださいね」なんて、いわれるままに書類に記入していき、結果、2万円ほどが戻ってくることに! お財布にも嬉しかったんだけど、心まで満たされちゃいました(笑い)。
※女性セブン2012年4月12日号