昨季末で引退した2008年女子ゴルフ賞金女王の古閑美保(29)は今年、レポーターとしてツアーに臨んでいる。現役時代は12勝も海外の試合では目立った成績を残せず、世界的な知名度は大きいといえなかったが、奇しくもここにきて「コガ」の名前は米国で一躍脚光を浴びつつある。
在米スポーツジャーナリストの解説によれば、きっかけはやはりダルビッシュ有(25)だという。
「レンジャーズが5170万ドル(約40億円)の移籍金を払ったダルへの関心は、私生活にも及んでいます。彼がメジャーに来る直前に離婚していることは既に有名。原因は有名女子プロゴルファーとアメリカで暮らすためだとまでいわれており、MLBファンのみならずショービズファンまで興味津々なんです」
そんな折も折、古閑は米上陸を果たした。3月29日からの米女子ツアーメジャー初戦「クラフト・ナビスコ選手権」をレポートするためだ。
声をひそめて語ってくれたのは、ゴルフ誌記者だ。
「古閑はナビスコ選手権後、スケジュールを1週間空けているらしい。アメリカでダルビッシュと密会するためだとの情報がメディア関係者の間で回っています。おそらく全米有数のパパラッチが集結して彼女を追い回すことになりそうですよ」
米国のセレブを“標的”とするパパラッチ軍団の“カメラの砲列”は日本の写真誌の比ではないとまでいわれる。
「ダルと古閑の写真をおさえられれば間違いなくデカい商売になる。鼻息を荒くしているカメラマンは多いです。既に日本からのオファーを受けて動いている人もいるようですよ」(同)
※週刊ポスト2012年4月13日号