一説には1000倍、2000倍ともいわれる競争を経て、今年も新人女子アナが入社してきた。早くも注目を浴びているのがフジテレビの2人。宮澤智(22)と久代萌美(22)だ。
「2人とも、甲乙付けがたい素材。どちらがフジの“エースの称号”である“●●パン”のニックネームと帯番組をもらうか、今から局員の賭けが盛り上がっている」(フジ・制作スタッフ)
どちらも個性的な経歴の持ち主だ。
宮澤アナは、一昨年から昨年春にかけて日テレの朝番組『PON!』のお天気アナとしてレギュラー出演していた“セミプロ”。
「フジは相当早くから逸材だと目を付けていたらしい。相当な酒豪で、ハイボールだと何杯でも飲めると聞いています」(前出・フジ制作スタッフ)
一方の久代アナは苦労人。「ミス首都大学東京」は最終選考まで残ったものの受賞を逃した。
大学時代の同級生がいう。
「当時から“夢はアナウンサー”と公言していた。そんなに積極的には見えないけど、いつの間にかグループの中心にいる人気者です。フジの女子アナでいえば、ウッチー(内田恭子)に近いタイプ。同級生の間では“化けるんじゃないか”と期待しているんです」
複数のフジテレビ関係者に聞いたところ、「パン争い」は、今のところ宮澤アナが一歩リードとの予想。「久代アナは、ソフトバンクの内川と結婚した長野翼のように報道に回され、将来のキャスター候補になるんじゃないか」(別のフジ社員)といわれているという。
※週刊ポスト2012年4月13日号