消費増税を巡って政局は大混乱。9月にも解散総選挙との予測も流れ、各党は水面下で候補者探しに奔走中だ。
そんな中、『サンデーモーニング』(TBS系・日曜8時~)のスポーツコーナーで、おじさまのハートを鷲づかみにしている唐橋ユミキャスター(37)に民主党が選挙の出馬要請をしたという情報が入った。
民主党関係者が明かす。
「出馬を依頼したのは、渡部恒三議員です。彼は今年の5月で80歳になりますからね。本人も『(次の衆院選に)出たら笑われる。できるだけ若い人に任せたい。30代、40代の人がいい』と話すなど引退をほのめかし、後継者探しを始めています。
そこで、今回唐橋さんに白羽の矢がたった。キャスターとして人気があるだけでなく、彼女の知性や行動力なども評価してのことのようです」
渡部氏は福島4区選出の議員で、初当選の1969年から通算14期、長年にわたって地盤を守り続けてきた超大物議員のひとり。選挙区である福島4区には、唐橋アナの故郷・喜多方市も含まれている――。
前出の関係者が続ける。
「渡部さんは今年に入ってから、息子さんを通じて唐橋さんと食事の場をセッティング。そこで、『君のような人にぜひ頑張って欲しい』と出馬を打診したようです」
唐橋アナを直撃すると、
「地元のパーティーで渡部さんにお会いしたことはあります。大勢の人がいるお酒の席で『福島を頼む!』と冗談でいわれたりはしましたけど、出馬の依頼はないですよ(笑い)。第一、私は、そんな器じゃありません」
と、会ったことがあると認めたものの、出馬要請については否定した。
※週刊ポスト2012年4月20日号