4月8日、日刊スポーツ一面で報じられた。石川遼(20才)“結婚”の大見出し。その内容は、中学時代の同級生恋人・A子さん(20才)と石川が婚約したというものだった。
同日、予選落ちしたマスターズが行われていたアメリカから帰国した石川は会見を開き、婚約報道を認めたが、その裏には石川サイドが“歯ぎしり”するような事態が隠されていた。
ひとつ目は、前述したように日刊スポーツが婚約をスクープしたことだ。これは石川サイドにとっては予想外のことだった。スポーツ紙記者は語る。
「今回の婚約は、遼くんの担当記者の耳には少し前からはいっていたんです。ですが、石川サイドはマスターズが終わって落ち着いてから、マスコミに一斉に発表するという方針でした。
父の勝美さんのいうことを聞かないといけないというのは、遼くん担当記者の常識ですから、みんな従っていたんです。だけど、日刊がいうことを聞かずに出し抜いてしまった。勝美さんは烈火のごとく怒り、日刊の記者は遼くんから遠ざけられているそうです」
2つ目の歯ぎしりは、マスターズに出たアマチュア選手の松山英樹(20才)の存在だ。今回マスターズに出場した日本人選手は、石川と松山のふたりのみ。松山は石川とは対照的に、2年連続となる予選突破を見せ、一時期はアマ最上位をキープし、大会を大いに盛り上げた。
「遼くんと松山選手は、同い年でライバル同士なんです。勝美さんも松山選手をとても意識していて、彼がスポーツ紙の一面をとるかどうかをチェックしたりしているそうです。遼くんも松山選手を意識していて、親しく口をきくような仲ではないみたいです」(前出・関係者)
今回、自分だけが予選落ちし、「20才でマスターズ優勝」が目標といっていた石川は、松山の活躍がさぞ悔しかったに違いない。まさか、それゆえに婚約発表で松山選手の記事を小さくしよう、などと考えたとも思えないが…。
※女性セブン2012年4月26日号